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2022/07/26(火)

天気:晴れ

梅雨明け祝いのひんやりおやつ

東北北部、梅雨明けしました!

今年は他のエリアの梅雨明けが

おそらくこれは誤報だろうと油断するほど

異例の速さで梅雨明けしたものですから、

今回の東北北部の梅雨明け、

われわれ東北北部人にとりましては

どうしたって今さら感はいなめません

 

しかしじつは平年よりも早いのだそうです。

2日だけですが。

太平洋高気圧vs梅雨前線の戦いで

季節の利を味方に

勝利したわれらが太平洋高気圧。

勝ち取った夏をひっさげて

東北北部上空に君臨することでしょう。

経口補水液など各ご家庭ご用意しましょう。

 

ということで、梅雨明け宣言に

浮き足立ったきょうのなっちゃんは

秋田工場の工場長と

オープニングしてみました。

 

さてきょうのテーマは変容です。

変容にふさわしい納豆レシピを紹介しますね。

ひんやり納豆みたらし餅。

 

材料はこれです。

みたらし餡の材料ーーー

★超・細か〜いきざみ納豆一パック

★砂糖大さじ2

★しょうゆ大さじ2

★水100cc

★片栗粉大さじ1

だんごの材料ーーーーー

◎豆腐150g

◎上新粉(白玉団子の粉)100g

 

まずは第一の変容、やります!

物性の変化を楽しみたいならイチオシです。

レッツクッキン!

 

みたらし餡の材料、

★のついた材料の納豆以外を全て小鍋に入れ

焦げないよう中火ぐらいか
それでも不安ならいっそ弱火気味で

弱気に加熱します。

 

弱気な方はここで根気も必要となります。

物性の変化が訪れるこのフェーズのキーマンは

片栗粉です。

この片栗粉がさらっさらの液体を

どろりとした粘性に満ちた物性に

変容を遂げさすには

65度以上の温度が必要です。

 

したがいまして、小鍋の具がまざりあい

やがて65度に達するまで

木べらで気長にかき混ぜながら

待つことです。

目をはなしてはいけません。

木べらを持つ手を休めてもいけません。

面倒な方は65度に達するまで

火力を少しアップさせましょう。

 

それは唐突にはじまります!

木べらにごくわずかな抵抗を感じたら

その瞬間を決してみのがしてはなりません。

せっかちだった火力を弱火にしたら

ここから1分がクライマックスです。

物性の変化がもたらす心地よい粘性を

木べらを通して楽しみましょう。

 

肝心の納豆を忘れるところでした。

火をとめましたら、さきほどの

変容を楽しんだ小鍋に

超・細か〜いきざみ納豆を投下。

 

甘味に納豆をイン。

しかも1パックも。

はじめての人にはちょっと

ショッキングかもしれません。

 

さっきまで小鍋から立ち上り始めた

みたらし餡の甘美な香りに

もはや納豆不要なんじゃ?

このレシピへの背徳が芽生える人もいらっしゃいます。

 

その気持ちはなっちゃんにすべて預けて

からっぽの心でえいと

納豆一パックを投入してください。

 

どろりとした粘性の高い物性に今度は

ねっとりとした粘り気が混ざり合い

木べらからは納豆菌と片栗粉という

独特の粘性ユニットからなる

心地よい抵抗感を感じることでしょう。

 

誰もが知っているはずの

みたらし餡に変容の夏が来た、と
気取った言い回しが思いつくのも
梅雨明けのせいでしょうか。

 

白玉粉は豆腐と混ぜてこねて

一口サイズの小玉にして

熱湯で茹でてください。

この変容もまたドラマチックですが

納豆みたらし餡の片栗粉がやる気を出してから

納豆と混ざり合うまでの数分に比べたら。

 

ということで割愛します。

茹でて鍋の表面に浮いて来たら冷水にとって

冷やしてくださいね。

そしたら先ほどの

納豆みたらし餡をかけて、

暑い夏のおやつにどうぞ。

 

甘味と塩分、そしてタンパク質も取れますので

食欲が落ちそうな季節、バランスのよい

ヘルシーなおやつです。

 

納豆は実は甘味と相性がいいんですよ。

さっき預かった心をお返ししますので

どうぞ感動なさってくださいね。

 

以上なっちゃんと工場長でした。