お知らせ
2020/03/03(火)
なっちゃんの新商品レポ:削りこぶし納豆に託した開発部門の挑戦とは
開発した本人たち、松浦さんの代理の佐藤さんと高橋さんです。きょうは社内外の質問と戸惑いをぶつけてみるよ! では佐藤さんに営業部からの戸惑いじみた質問を。
おはよう娘としては、わからないなりにとてもユニークで「なんだろう!」って惹きつけられるかなとフォローしておきますね。
佐藤さん、こぶしって何ですか。
佐藤:こぶしというのは実は漢字でこう書くんです。
娘:粉の節のことなんですね。初めて聞きました。
佐藤:かつお節などの魚粉なんですが、納豆の旨味成分と合うように5つの魚粉をブレンドして作っています。
娘 :5つも!
佐藤:ただの粉にはしたくなかったんで。
娘 :だから5つのブレンドにこだわって、あえて良くわからないしかしインパクトのある名前にしたんですね!
高橋:5つの魚粉って何が入っているかなっちゃん、分かる?
娘 :それを教えにもらいにきました。
高橋:
娘 :なるほど。もうひとつ質問と戸惑いのお便りがあるんですが、いいですか?
「なぜ粉なんですか?」
佐藤:
納豆の旨味には魚の旨味成分がとっても合う。納豆のタレの原料にも必ず入っているでしょう?
けれど、液体にしてしまうと風味や味が開封後にどんどん消えてしまう。 僕たちが実現したかったのは、よりリアルな味なんだ。最近の世の中を見てごらんよ。AIやヴァーチャルリアリティや電子マネー、世の中はだんだんリアリティのない・・・・(割愛)
娘 :つまりおいしさの原点に立ち返って、素材感をガツンと打ち出したかった、そういうことですね?
納豆をあけてタレとこぶしを混ぜようとしたら止められたよ。
高橋:
娘 :手順って?
高橋:まず、先にタレと納豆を混ぜてね。
娘 :後乗せにするんですね?
高橋&佐藤:そうなんです。そうすることで、よりダシの風味が香り立って、おいしくなるんですよ。
娘 :ダシ感がすごいですね!濃厚!
高橋:パッケージにも濃旨ってあります。納得しました?
佐藤:味がしっかりしているけど塩分はいつもと変わらないんだよ、なっちゃん。
佐藤:この納豆のもうひとつの狙いが、塩分取りすぎ対策なんだ。
特に東北では、濃口が好きな人が多くて納豆のタレでは足りないから醤油をさらに足している人もいる。
高橋:けれど、このくらいしっかりとダシの味があれば、これ以上醤油はいらないでしょう?
娘 :なるほど!健康な納豆がますます健康になるのね!
身内って手厳しいものですからね。消費者のホンネを聴くにはぴったり!
開発者の父:
斜め上いくホンネを口にする父への、それ以上の試食要請は中止となりました。
開発者の母:「あら、ひきわりじゃないの」 ひきわりの里秋田ですものね。けれど試食してくれましたよ。
開発者の母:
お仕事帰りのお姉さん、Fさん。さっきあんころ餅食べたばっかりなの〜と言いながらも、新商品に興味津々です。
納豆は大好きでいつも食べてるよ〜と笑顔満面で新商品をぱくり!
あんころ餅のあとでも、あっというまに1パック食べていただきました。気に入っていただけたようですね。
今日の診察が終了したばかりの橋爪先生にお邪魔しました。
最近は国立がんセンターが納豆の効能についての論文が発表されましたね。さて外科のお医者さん的には納豆をどう評価するんでしょうか。 甘党なんでしょうか、休憩室には大きなどら焼き。どら焼きを召し上がったあとで恐縮です。 「へえ、粉なんだ。めずらしいね」 そうなんですよ。これがこの商品の「挑戦」なんです。
娘:医師の太鼓判いただきました。
はしづめ先生のクリニックを出たところで、仕事帰りのお兄さんたちに出会いました。納豆? 食べるよと男らしい即答です。それでは、M橋さんから。M橋さんはマラソンやトレランが趣味ですって。納豆はタンパク質たっぷりだから、彼のようなアスリートにおすすめです。
さすが鍛えているだけあってか食レポ反応早いです。
娘:きっと味がしっかりしているからですよ。粉節だから、普通のタレよりも、味や風味が長持ちするのもこの納豆ならではなんですよ。
ではS藤さんもお願いします。納豆? おはよう納豆の通の納豆ばっかり食べてるよ、とのこと。それでは通の納豆以外も試していただきましょう!
娘が言わずとも的確な食レポしてくださいました。