Vol39 0歳から楽しむ、自宅のキッチンで食育
管理栄養士 田中 楓

「食育」という言葉はよく聞くけれど、
何から始めたら良いのかわからない
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
食育とは、様々な経験を通じて、
「食」に関する知識と、
バランスの良い「食」を選択する力を身に付け、
健全な食生活を実践できる力を育むことです。
難しそうに聞こえますが、
食育は自宅のキッチンでも気軽に行うことができます。

いろいろな食べ物を見たり、触ったり、
味わったりする家族との楽しい体験が、
食事が好きという気持ちを育むきっかけになります。
0歳からのおすすめ食育
食育を始めるのは、
歩き始める前の0歳からでも大丈夫です。
最初は野菜を触らせてみたり、
ボウルやおたまを持たせて遊ばせてみたりしましょう。
家族がいつも使っている調理道具に
子どもは興味津々。
舐めてしまう可能性もあるので、
しっかり洗ったものを渡し、
危険がないように近くでよく見守りましょう。
歩いて物を運べるようになったら、
食事に使うコップやスプーン、エプロンなどを
食卓へ持っていくお手伝いをしてもらいましょう。
一つ運べたらたくさん褒めてあげましょう。
1歳~のおすすめ食育
1歳から2歳ころは、
洗う、にぎる、ちぎる、つぶすといったことができます。
食材を洗う、玉ねぎの皮をむく、
葉物野菜をちぎる、ゆでた芋をつぶす、
といった作業をお願いしてみましょう。

3歳からのおすすめ食育
3歳から4歳ころは、
手のひらや指先を使って、こねる、丸める、
混ぜることもできるようになります。
生地をこねて丸める、泡だて器で混ぜる、
卵を割る、クッキーの型抜きなどを、
遊びの一環として行うと良いでしょう。
楽しいと思う体験がやる気につながります。
5歳からのおすすめ食育
5歳以降になり、危険を認識できるようになると、
家族がよく見守りながら、
包丁や火を使う過程も一緒に行うことができます。
刃物を扱うときはけがをしないように、
子ども用の包丁を用意したり、
柔らかいバナナなどから切らせてみたりと、
安全に配慮をして家族がしっかりと見守りながら行いましょう。

お手伝いのあとは、
子どもに「ありがとう」と感謝の言葉を伝えましょう。
感謝の気持ちを伝えることで、
感謝される喜びを感じるきっかけとなり、
さらに手伝いをすることで家族と助け合う誇らしさ、
またいつも食事を用意してくれる家族への
感謝の気持ちが芽生えることに繋がります。
毎日は大変だと思いますので、
休日だけでも、子どもとキッチンに立って
一緒に食育をしてみるのはどうでしょうか。
おはよう納豆の公式インスタグラム(ohayo.natto)では
定期的に納豆を使ったレシピが更新されており、
親子で気軽に作ることができるレシピもたくさんあります。

その中でも今回は特に、小さい子どもと一緒に作りやすいサラダのレシピを紹介します。
細かいひきわり納豆は、混ぜた時に野菜に絡みやすいのでおすすめです。
「ちぎってまぜて♪納豆サラダ」

材料(4人分)
・超・細か〜いきざみ納豆 1パック
・レタス 3枚
・きゅうり 1本
・ホールコーン 30g
★ドレッシング
・醤油、砂糖、酢、炒りごま(白) 各小さじ1
作り方
1)レタス、きゅうりを洗って水けを切る。
きゅうりはヘタを切り落としておく。
2)レタスは手で細かくちぎり、ボウルに入れる。
3)きゅうりをポリ袋などに入れ、めんぼうなどでたたく。
食べやすい大きさになったら2のボウルに入れる。
4)★ドレッシングの材料を、納豆に入れて混ぜる。
5)4と、ホールコーンを3のボウルに入れたら、よく混ぜて完成。
参考
楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~
平成16年3月(平成15年度 児童環境づくり等総合調査研究事業
保育所における食育のあり方に関する研究班)
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株式会社サノ・ファーマシー
管理栄養士 田中楓
